Fig.1 背面パネル加工終了後
Fig.2 アンプ基板とヒートシンク
アンプ基板と電源基板、Rコアトランス(RA200)は、お気楽オーディオキット資料館より頒布を受けたもの。部品は、主にMOUSER、RS、秋月、共立、Garrett、若松などで購入。
部品構成は部品表通り。フィルムコンは全てポリプロピレン。その多くは、東信の赤いやつ。抵抗は利久電器製がメインだが、足りない値は、KOAのMF1や手持ちのLinkmanのLMFQ、TAKMAN RAYなどで補った。電解コンは、ほぼすべてニッケミで、定電圧部の一部にニチコンMUSEを使用。
ケースには、思い切ってタカチHYR型縦型ヒートシンク式ラックケース(HYR133-43-23S)をセレクト!重厚な外見となった。背面のパネルも3mm厚なので、レセプタクルの取り付けは重労働だった。アンプ基板のヒートシンクへの取り付けは、アルミフィンの位置を特に気にすること無く、適当にセンタリングするように配置。ヒートシンクにタップでメネジを切って、スペーサー(六角両オネジメネジ)とTr固定用のナベ小ネジを取り付けた。基板とTrのヒートシンクへの取り付け方法は、無い知恵を絞って色々検討したが、この方法が一番容易かつ堅牢だった。
RCAレセプタクルにはNEUTRIKのNF2D。生産国がリヒテンシュタインだった!
スピーカーとの接続にはスピコンを採用してみた。ワンタッチで取り外し出来て非常に便利。フューズソケットには、スローブローフューズを装着。初回の電源投入で、うっかりノーマルブローフューズ組み込んでしまって、原因が分からず、数本ノーマルブローフューズを無駄にしてしまったw
完成して直ぐの音質は、LUXMANの付録デジアンと比較して、非常に明瞭な感じ。歪無く音像が見渡せるような感じ。ボーカルにかき消されて聴こえていなかった伴奏の微妙なニュアンスがはっきりと伝わってくる。ちょっと低域がハッキリと聴こえるようになった気がする。音量をグングン上げても歪まない。これは楽しいw
Fig.3 フロントパネル
Fig.4 斜め後方から
Fig.5 入力のGNDにつけたLPF
(2012/09/02)MJ無線と実験2011年10月号に、音声入力のGNDにLPFを通すと、GNDに乗った高周波ノイズ成分が減衰し、可聴域の低域の再現性を改善できるとの記事(解釈はこれでいいのかな?)があった。そこで、図5のような回路を組んで空中配線してみた。
結果は、良好。音場の再現性に改善が見られ、また、スッキリとした音像となった。音質的な雑味が減った感じ。
Fig.6 ラックにマウント
(2015/10/30)3年振りにパワーアンプを開腹し,配線をやり直した.
パワーアンプの蓋を開けてみると,3年前の自身で行ったアースの取り回しが全くなってなかったので,出力にかなりの多くのハムを引いていたことが分かった.配線を整え,位相補正の値を調整し,聴き慣れた曲を再生してみると,これまでの音とは似ても似つかない程解像度の高い鮮烈な音が感じられた.
Fig.7 基板上にバイパスコンデンサ(ニチコンKZ)を接着
Fig.8 信号のループとアースに気をつけて配線
※見た目は気にしない
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