2014年4月24日木曜日

ONKYO ND-S1000 I2S出力改造(DAC内蔵化)の検討

ONKYO製のiPodデジタルメディアトランスポートであるND-S1000のAudio Serial Dataを取り出して、ESS社のES9023のI2S入力(若しくはLJ)端子に突っ込んで音を聴いてみようとしたところ、ND-S1000の信号がRJ(右詰め)出力であったため、シフトレジスタでLRCKの位相をずらしてあげないといけないことが分かった。




ND-S1000には、SPDIFのドライバーとしてTIのDIT4096が使われており、このSerialAudio入力端子からI2Sを取り出してDACに直接入力しようと考えた。データシートを確認すると、ES9023の対応入力フォーマットはI2SとLJ(左詰め)であった。しかし、オシロでND-S1000のLRCK(SYNC)とSDATAを観察してみると、信号はRJ(右詰め)フォーマットで吐出されていた。右詰め→I2S変換回路をロジックICで組まないといけない。

ND-S1000の筐体にDAC基板を押し込めようと考えていたので、実装をどうするかもう一度考えなおす必要がありそう。

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