ヘッドフォンアンプ用に作った正負15VのLED電源を、今回、DAC9018SのIV回路の電源として使ってみた。交換前は、お気楽オーディオキット資料館頒布のPower regulator type-D ver.2a(以下”type-D”)を使っていた。
LED電源は、前回紹介した通り、Prost様より頒布頂いた基板を元にSiCショットキーバリアダイオードや部品表指定の廃番トランジスタを採用したもの。今回の組み合わせの音質は、透明感が一段と増して、琴線に触れるような音の一歩手前位になった。この音を聴くと、type-Dは若干こもり気味、薄い膜が一枚張っているような音だったことが分かる。特に、ぺるけ式バランスHPA+ATH-W5000で聴いた時に、電源の差がハッキリと聴き取れた。NS-10Mはちょっと解像度不足で、イマイチ差が分からない。
DAC自体の電源やUSB DUAL AUDIO基板などの電源もLED電源に交換してみないと、大きな変化はみられないのかもしれない。IVの電源を変えるだけで、良い方向に変化したので、次回はDACの総LED化を行なってみたい。
(2012/09/05更新)アナログ3.3V電源と、デジタル3.3V電源をLED電源化した。今まで以上に解像度の高い音になり、音像が明確になった。1.2V系は、調整が難航していて、まだ未実装。今のところ三端子レギュレータ任せ。
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