2016年1月21日木曜日

スピーカーケーブル考

数日にわたり,スピーカーケーブルについて考えてみた.

これまで,PMC DB1iと自作のバイポーラトランジスタパワーアンプを繋ぐスピーカーケーブルはバイワイヤリング接続しており,

  • ツイータ側:Mogami 3082 (同軸15AWG)
  • ウーファー側:Mogami 3103(並行12AWG)
  • ケーブル長:3m

以上のような構成であった.
パワーアンプの位置をスピーカーから離す必要が生じたため,5m程度のスピーカーケーブルが必要となった.ここで,Mogamiの3104を購入すれば,良かったのだが,どんなに安い店でも1180円/mと高価だったため,代替手段を考えることとなった.
手持ちのCanare 4S6(7m)を接続してみたところ,大幅に中音域や高音域の解像度が落ちてしまった.低域ばかりが主張する荒削りな実在感の薄い寂しい音だったため,高額なケーブルに頼るしかないものかと半ば諦めつつ,ケーブルの寄生容量・インダクタンスや相互インダクタンス等を考慮し,検討した結果,線材の純度よりも,可能な限り太いケーブルを選択することが音の解像度を向上させるのに重要であることが分かり,手持ちであった品川電線製UL規格の14AWGケーブルを適当に撚って使うことにした.
これにより,3103と3082を使用していた時とほぼ同じ音質を得ることができた.

Mogami モガミ 3103 12AWG×2 スピーカーケーブル 1m単位 切り売り
Mogami モガミ 3104 12AWG×4 スピーカーケーブル 1m単位 切り売り
Mogami モガミ 3082 15AWG 同軸スピーカーケーブル 1m単位 切り売り

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