2012年6月1日金曜日

サブウーファー(SA-W3000)の設置法の改善[ピュア向け?!]

サブウーファー(SONY SA-W3000)の階下への鳴りを抑えることと、床の共振による濁りを低減させることを目的として、今回は、サウンドハウスにてAuralex社製のgrammaを購入した。grammaはギターアンプやベースアンプ、フロアモニター、サブウーファーの下敷きとして使用が想定されている、スポンジと板と吸音材で構成されたアイソレーションボードである。2ch AV機器板 ナイスなサブウーファー7 【サブウーハー】の584氏の書き込みにインスパイアされて導入に踏み切った次第である。
敷く前と敷いた後では床への振動の伝わり方が大きく異なる。敷く前はパインの床材がサブウーファーの音に合わせて振動しているのがハッキリと伝わってくる感覚があったが、grammaを敷くと、比較的大きなパワーを食わせても床に振動が伝わらなくなった。だいたい100Hz以下の低音がヘッドフォン並のバランスで聞き取れる位に鳴らしても振動は床へ伝わらない。おかげで、階下への騒音が減少し、精神的負担を減少させることに成功した。
サブウーファーの設置には、パインの集成材を用いて角度を付けて定在波の発生を抑制するようにした。
音質の変化としては、プラシーボ全開で書くと、ベースサウンドのリアリティが大幅に向上し、バンドサウンドを聴くのが以前よりずっと楽しくなったことや、NS-10Mとの音の繋がりがスムーズになり、違和感が減少したことなどが挙げられる。
投資額分の改善となったと思う。




2012年4月8日日曜日

エンクロージャーの回折効果を低減してみた

スピーカーバッフルのエッジでは音波の回折が起こるが、エッジが直角だと、それが周波数特性に悪影響を与えるようなので、吸音材(スポンジ)を使って、改善を試みた。
ラウンドバッフルや特殊なカーブをもつエンクロージャーは、音の回折を考慮して作られたものである。NS-10Mは直方体で、回折効果の低減が一切成されているようには見えない。そこで、試しに吸音材をバッフルのエッジ付近に貼ってみたわけである。本来は周波数特性を測定しながら、色々な貼付け方を試してみるべきだが、今回は聴覚だけに頼った。
最初は、バッフル表面に貼りつけていたのだが、試聴してみると、音の広がりに悪影響があり、高音域の伸びに欠ける印象を持った。
次に、上の写真のように(スピーカーユニットの幅に合わせてあるのは、吸音材が不足していたため)、スピーカーの後ろへ回折した音波が吸収されるように、エンクロージャーの側面に吸音材を貼付けてみたところ、高音域の伸びを維持しながら、ボーカルのサ行の突き刺さりが少なくなり、大音量時のストリングスの煩さも減少した。
今回の簡易実験は、オーディオ「音質改善」テクニック(誠文堂新光社)の「スピーカーBOXの回折効果を簡単に低減させる方法(P32~34)」の記事を元にしている。

2012年3月30日金曜日

DAC9018Sからバランス信号を出してみた (ES9018S その3 + CANARE 4S6)

 ご覧のとおりDAC9018SにXLRのバランス出力を付けてみた。(ついでに昨日までぶる下がっていたI2S入力用のRJ45端子の取り付けも行った。)
レセプタクルはノイトリックのNC3MD-LX(¥230/1ヶ)。今回使用する中で最も高級なレセプタクルとなっているw
 出力回路は、ES9018Sのデータシートに載っているものを丸パクリした。
コスト優先で使用抵抗はタクマンREY、コンデンサは千石にあったルビコン(だったかな?)のポリエステルコンデンサ(¥10/1ヶ)、ケーブルはモガミ3031(¥100/m)。空中配線で見苦しいが、ユニバーサル基板を新たに追加するほどの回路でもないので、これで良しとする。
SimpleIV-DUALOPAのVccに3.3Vを入力しておかないと、出力電圧が適正にならない点に注意。
*2012/4/30現在はシルバーマイカとPRP抵抗、カップリングコンデンサーに4.7uF/250V, M-CAP MKP Seriesをガラエポのユニバーサル基板に乗っけて使っている。
バランス出力をぺるけ式バランス差動HPAに接続して聴いたところ、想像以上の音質に驚嘆した。音の生々しさ、生き生きとしたビート、こんなこそばゆい言葉が不意に浮かんでしまうほどの音にES9018Sの実力を感じた。

本日、NS-10MのスピーカーケーブルをCANAREの4S6に交換してみた。おなじみのKHDの青白ケーブルよりも高解像度で音像が前に出てくるようになった。60円/mでこの音ならば、十分なコスパであるw

2012年3月29日木曜日

DAC9018Sの製作 (ES9018S その2)

先日仮組みしていたDAC9018Sのケース詰めも終わったので、記録しておこうと思う。構成は、USB DUAL AUDIO基板-I2S→DAC9018S(DSD-IN)→SimpleIV-DUALOPA + RJ45(外部I2S入力)-I2S→Jitter Cleaner-I2S→DAC9018S(PCM-IN)→SimpleIV-DUALOPA。上の写真では、TeraLinkX2のイーサネットレセプタクルから本機器の外部I2S入力へI2S信号を入力している。真ん中に見えるのは、DAC9018Sの電子ボリュームで、左の液晶は9018Sの設定変更用。左端のトグルスイッチはUSB DUAL AUDIO基板上のバルク転送とUSB Audio 1.0を切り替えるジャンパを簡単に操作できるようにしたもの。ボリュームと電源スイッチの間の2つのトグルスイッチは、DAC9018Sの操作用のモーメンタリースイッチとなっている。SimpleIV-DUALOPAのオペアンプには、LME49990MAをDUAL化し、放熱板をつけている。
ケースには、タカチのMSシリーズを選択した。19インチラックマウント用ブラケットを同時購入し、自作の縦置きラックにマウントして使おうと考えている。
↓大体こんな感じ。
この自作ラックは、近所のホームセンターで売っていた凹付きの角材と厚さ17.5mmの板材を組み合わせたものである。本棚と本棚の隙間がすこーしだけ空いていたので、スペースの有効利用として作ったものだったが、完成してみたら、凹み4個間隔が丁度19インチ、しかも横幅がなんと7インチ(1.75インチ/1U)と見事なラックケースサイズになっていたw
そこで、秋葉に行ったついでに奥澤でRMAタイプ(4U)を購入し、自作ラックに取り付けてみたのが↑の写真である。そこそこ実用性が有りそう。縦置きになるため、放熱に問題が有りそうだが、自作機器しか突っ込まないつもりなので、機器側で対応させることにする。

以下、おまけ写真。

2012年2月21日火曜日

期待の新作:宇宙戦艦ヤマト2199長編PV


「宇宙戦艦ヤマト2199」は、アニメに嵌る切掛となった作品のリメイク版ということで、特報が発表された当初から興味深く注視していた。劇場版全7章(全26話構成)とのこと。この程、長編PVがYoutubeにうpされていたのだが、この完成度の高さが尋常ではない。キャスト・スタッフも錚々たる面々。制作陣のかつて無い意気込みに圧倒され、上記PVを見た後すぐに予約注文を入れたw

2011年12月18日日曜日

Logicool社製ゲーミングマウス G300 購入

先日、Logicool社製ゲーミングマウス G300 を購入した。
6年間使ったMicrosoft Wireless IntelliMouse Explorer 2.0は塗装が変色し、IntelliMouseのロゴのメッキを緑青が覆い隠し、ソールは減り、側面の滑り止めはアルコール消毒により溶解し、購入時の原型を留めない状態での引退となった。IntelliMouseよ、今までご苦労様でした。

引退の理由は、ワイヤレスにおける実際の操作とマウスカーソル位置との不一致感がFPSのプレーに若干影響しているように感じていたからである。

今回のG300は某密林で価格の安さにも関わらず比較的高評価を受けており、その上商品名がゲーミングマウスということもあって購入に至った。
使用感としては、通常使用(Windowsのデスクトップ上において)ではIE2.0より細かい手の動きに対して俊敏に応答し、滑らかな操作が可能になった。プラシーボかもしれないが、この滑らかさになれた現在ではIE2.0であったマウスカーソルが遅延するような感覚無くなった。
FPS(BF3)では、マウスクリックの応答速度が向上したような気がした(プラシーボだね)。それを裏付けるかのように出会い頭の撃ち合いでは負けることは少なくなった。Kill/Death比も若干向上した。IE2.0のホイールは緩々だったのに対し、G300はクリック感が有り、思った通りに武器選択が止められる。6つのファンクションボタンは、特に必要を感じなかったため、その設定を行なっていない。
ファンクションボタンのG8ボタンを押すと、3つのプロファイルを切り替えることができ、側面に付いているLED照明の色がプロファイル毎に以下のように変わる。


画像にあるように、マウスパッドにはsteelseriesのQck mini 63005を使用している。G300はこれとの相性も良好で、滑り良く且つ止め易い快適なプレーを楽しめる。
費用対効果は十分高いと感じた。