memo:
http://www20.tok2.com/home/easyaudiokit/Capacitor/cap.html
お気楽オーディオキット資料館別館の上記記事に触発されてコンデンサの振動対策を施してみた。
高精度パワーアンプ(お気楽キット)の電源回路は、多数の小型電解コンンデンサがパラレルにプリント基板上にハンダ付けされている。この状態だと振動が殆ど減衰しない。
大型電解コンデンサのメリットは、容量当たりのコストが安価なことと、ネジと金属金具でシャーシに直接固定出来る点である。一方で小型電解コンデンサのメリットは、電気的特性の良さと入手性の良さである。
大型電解コンに交換するよりも、現状の小型電解コンデンサに振動対策をした方が良いと判断した。そこで、手持ちの信越シリコーンでコンデンサの頭頂部付近と、基板とコンデンサの接点付近を固定することにした。一箇所当り指先程度のシリコーンの量で、ある程度の制振ができた。
振動対策前後の音を記憶(?)を頼りに比較してみる。
制振後は、静けさが増して、音場が広がったような印象を受けた。もっと強力な制振方法があれば、更なる効果が望めそう。
高音質化における電解コンデンサの制振の重要性を再確認できた。
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