2014年4月24日木曜日

ONKYO ND-S1000 I2S出力改造(DAC内蔵化)の検討

ONKYO製のiPodデジタルメディアトランスポートであるND-S1000のAudio Serial Dataを取り出して、ESS社のES9023のI2S入力(若しくはLJ)端子に突っ込んで音を聴いてみようとしたところ、ND-S1000の信号がRJ(右詰め)出力であったため、シフトレジスタでLRCKの位相をずらしてあげないといけないことが分かった。




ND-S1000には、SPDIFのドライバーとしてTIのDIT4096が使われており、このSerialAudio入力端子からI2Sを取り出してDACに直接入力しようと考えた。データシートを確認すると、ES9023の対応入力フォーマットはI2SとLJ(左詰め)であった。しかし、オシロでND-S1000のLRCK(SYNC)とSDATAを観察してみると、信号はRJ(右詰め)フォーマットで吐出されていた。右詰め→I2S変換回路をロジックICで組まないといけない。

ND-S1000の筐体にDAC基板を押し込めようと考えていたので、実装をどうするかもう一度考えなおす必要がありそう。

2014年4月22日火曜日

Windows8.1でiPod touchが認識されない時の対処

正常な状態だと、iPodがiTunesに認識された時に上図の赤枠に示したように表示されるが、iTunes ver.11.1.5.5とWindows8.1の組み合わせで、デバイスが認識されないトラブルに遭遇した。
原因は、Windows8.1がiPod touchに対して、不正なデバイスドライバをあててしまうことにある。
対処法は、デバイスマネージャーでiPodと思しきデバイスを探し出し、右クリックメニューからドライバーソフトウェアの更新を選択し、コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索をクリックする。
ディレクトリに、「C:\Program Files\Common Files\Apple\Mobile Device Support\Drivers」を入力し、次へ。
Apple Mobile Device USB Driverがユニバーサルシリアルバスコントローラーの中に表示されれば、作業完了。

2014年4月21日月曜日

dBuとVrms


0.1mVrmsから1.23mVrmsまでの範囲で実効値を横軸にとり、縦軸に信号レベル(dBu)をとったグラフである。グラフで示すと直感的に分かりやすい。

2014年4月18日金曜日

geek out到着・A級HPA(BTL)の見直し


漸くgeek outが到着した。(2014/4/17)
シリアルは400番台であった。確かsurveyでgreenを選択したつもりだったのだが、届いたのはSilverだった。こちらの記憶違いかも。1000mW出力仕様にしたためか、発熱が非常に大きい。出力インピーダンス0.47Ωのヘッドフォン出力に繋いだATH-W5000の音は大変素晴らしいものだった。これまで聞こえなかった微細な弦の振動が感じられた。

geek outに少し衝撃を受けてしまったので、先日作成したHPAを見直さざるを得なかった。
geek outとの音の違いから、電源レギュレータのパスコンを改善してみた。


TPA7A4700の近傍に数十MHz以下のインピーダンスが小さくなるようにセラコンを組み合わせて並列挿入した。また電解コン(KMG25V470uF)を削除した。
また、グチャグチャだったトランス一次側の電源ラインを整えた。


2014年4月6日日曜日

DACの製作(ES9018 Dual Mono + 無帰還IVC)


お気楽オーディオキット様のDAC9018Dと、Prost様のクロックモジュール基板と、Electrart様のUDA+P2Dを組み合わせて、デジタル部を構成した。クロックは、P2D基板のES9018用MCLK出力をクロックモジュール基板でジッタークリーニングして、DAC9018Dの100MHzクロックのパターン部に直接入力している。I/V変換は、アナログ回路の勉強も兼ねてフェーズテックの特許回路を元に独自に改良し作成したもの(個人・家庭内利用)。一部のトランジスタのPc損失が定格を超えないように、黄色LEDによって電圧を降下させた。出力は平衡出力のみ。左右独立電源レギュレータ、左右独立トランス。デジアナ分離はしていない。
IVCの正負電源は、Prost様のLED両電源基板を使用している。
CLKが最短になるよう基板配置には注意したつもり。
2Uのケースにピッタリ収まるサイズになっている。ケース加工はまた今度。

2014年4月1日火曜日

Light Harmonic社 geek out 発送連絡

待ちに待ったgeek outが発送される模様。KickstarterでBackerになってから早8ヶ月。
どんな音を奏でてくれるのか楽しみ。ちなみに発注したのは、Super-Duper GEEKのGreen。